The Flamenco Alma Caravan Vol.1 at Tokyo

Cierra los ojos...

目を閉じて...

石川亜哉子が舞踏家 柴崎正道氏に出会い、THE FLAMENCOのメンバーが日本の口承伝承文化である民謡を耳にした。初めて聞いたのは瞽女の小林ハルさんの唄声だった。歌詞の内容は全く分からないのに、涙が流れ言葉では表現できないインパクトを受けた。フラメンコも口承伝承文化であり、過去には多くの視覚障碍者の素晴らしい唄い手が存在した。THE FLAMENCOのメンバーは、体でそして心で、小林ハルさんの唄の力を感じたのだ。

そして、日本にも小林ハルさんの唄声の力に感動し、生前のハルさんに直接会いにいったという若き民謡歌手がいた。同じものに感銘したTHE FLAMENCOメンバーと日本の民謡歌手は、それぞれの唄や踊りを見合う中で、発祥の背景や唄の成り立ちにとても似ているものがあると感じるようになる。

それが、2020年1月のCierra los ojos... 目を閉じて... が生まれた背景だ。

全員の即興力、感性、アイデンティティが、舞台の上でぶつかり合いやがて自然と共演するライブ感を見逃すな! 

 
歌と踊りが繋ぐ、漂流する魂の出会い

 

はるか昔より、歌をうたい、踊りをおどり、弦をつま弾き、旅を重ね、村から村へ、

街から街へ、国から国へ、大陸から大陸へと渡り歩く、芸に生きる人々がいた。

土や水、海や川、草木や森と共に暮らす貧しき人々は、自然の厳しさに立ち向かい、その日の糧を得るために汲々としながらも、芸に生きる人々を温かく迎え、笑い、愛に包まれ、時には涙した。

フラメンコ、民謡、舞踏に生きることに徹してきた芸能の申し子達が一堂に会する本公演は、複雑化する高度成長社会に生きてなお、歌と踊りの原点がもたらす豊穣なる愉悦を求めて漂流する現代の粋人にとって、またとない魂の集いとなることでしょう。

請う、御来集!!!

2020年1月10日(金) 18:30 日本橋公会堂    

​             (最寄り駅:水天宮前)

2020年1月13日(月)  18:30 西日暮里アルハムブラ

 
出演者

福士 あきみ AKIMI FUKUSHI

母方で四代、父方で三代津軽民謡歌手の家系に生まれる。

5歳から津軽民謡を歌い始める。
8歳の時「青森民謡協会 青少年の部」にて津軽じょんがら節で初優勝。その後、数々の民謡大会で優勝。2003年「青森県民謡グランプリ」第49代青森県民謡王座獲得。

空を突き抜けるような澄んだ声は、民謡界の宝と称され若手のホープとしてTV、公演など多方面で活躍している。

矢吹和之 KAZUYUKI YABUKI 三味線・尺八

 

津軽民謡の名門、『中村民謡会 』へ入門。二代目中村隆志の内弟子となる。
3年間を名古屋にて過ごし、その後に上京。津軽三味線全国大会では3大会(青森 東京 名古屋)に於いて優勝。
各地の舞台や公演、メディア等、幅広い演奏活動を展開中。
その実力は高く評価される。

予定演目

1幕 THE FLAMENCO 

1 【タンゴ】  

フラメンコの中でも明るめで軽快な感じの曲です。スペインアンダルシア地方のそれぞれの地域ごとにそれぞれのタンゴが発展していますが、なかでも最もタンゴが盛んなのがグラナダであると言われています。

2 【アレグリアス】  

軽快なテンポの長調の曲で、アンダルシアの港町、カディスで最も発展した曲目です。

3 【シギリージャ】

鍛冶屋を生業とすることが多かったロマ族が、金床で鉄を打ちながら唄った、フラメンコの源流の唄の一つであるマルティネーテ。重厚で悲しみを唄ったものが多い、そんなマルティネーテにギター伴奏がつき、詩が発展していったのがシギリージャです。

 

第2幕  

1 【SENTIR  センティール 感じる】

フラメンコ、民謡、舞踏のアーティストをつなげた瞽女小林ハルさんの唄声。

暗闇の中で人は何を感じることができるのだろうか… 。

2 【DOS VOCES   ドス・ボセス 2つの声】 

フラメンコ、民謡、舞踏のアーティストがそれぞれの源流への郷愁を呼び寄せ、回帰する。

フラメンコ​Esquina de Andalucía /アンダルシアの片隅で 

民謡 ​​津軽山唄    

3 【Angustia 不安】   

「見えない」ことへの不安。生への不安。自分と異なるものを阻害する人のウチにある不安。そんな現代の不安と古来より畏怖の念として培われてきた不安が、ペテネラの唄とともに交錯する。

4 【Dos identidades ふたつのアイデンティティー】

フラメンコと民謡。異なるふたつのアイデンティティーが競演することで、共鳴し、創造の果実が実を結ぶ。

フラメンコ ​ Bulerias      ブレリアス

民謡  ​​津軽よされ節  

5 【Encuentro エンクエントロ 出会い】 

フラメンコと民謡がそれぞれのアイデンティティーの拡がりを体感し、融合していく魂たちの宴。

フラメンコ ​Tientos y Tango ティエントスとタンゴ

民謡 ​​荷方節

 

6 【Cerrar los ojos…   セラール・ロス・オホス 目を閉じて…】

目を閉じると心の目で見えてくる、何か温かいもの。そんな存在に想いを馳せる。

言葉や文化の境界を超えたアーティスト全員の心の共演。オリジナル楽曲にのせて。

スタッフ(日本橋公会堂)

舞台監督:原田 拓巳  TAKUMI HARADA

照明  :石田 道彦  MICHIHIKO ISHIDA

音響  :吉武 奈津子 NATSUKO YOSHITAKE

​日本橋公会堂・アルハムブラ

主催 制作:合同会社トラベシーア 

      THE FLAMENCO TSUNAGU実行委員会

​公演・アーティストへのお問い合わせ

​東京都練馬区田柄2―48―14 2階 トラベシーア

Tel: 03-5997-7199 info@travesia.biz

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