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執筆者の写真AYAKO ISHIKAWA

THE FLAMENCO TSUNAGUについて話します!



Welcome to The Flamenco " TSUNAGU " World

「Welcome to The Flamenco " TSUNAGU " World 」

唄から始まった、古き良きロマ族の生活から生まれたフラメンコのスピリッツを大切に守っていきたいと活動するアーティストがグラナダに集結。

そのグループ名が、「The Flamenco」

基本メンバーは、伝統をリスペクトし、自らの個性を大切にするフラメンコチーム5人に、舞踏家、柴崎正道を加えた計6名。ジャンルを越えた世界の芸を舞台上で競演し、互いにつながっていきます。

土臭く、頭で理解するより、直接胸に刺さるユニバーサルなショーをお届けします。


私たちのことを知ってもらいたくてブログ始めました

これまであまり発信してこなかったので、もっと私たちのことを知ってもらいたいなと思って5月からブログ始めることにしました。

5月はこんな内容を予定してます!

The Flamencoってどんなグループ?

座長の石川亜哉子ってどんな人?

どうして舞踏家がいるの?(舞踏って何?)

TSUNAGU(繋ぐ)World って?

ちょっとずつお話ししていきたいと思います。



「The Flamenco ってどんなグループ?」

The Flamencoにグループ名が付いたのは、2020年ですが、

以前から一緒にタブラオの仕事の練習のために集まっていました。

タブラオとは、スペインの大きな都市や、アンダルシア地方にあるフラメンコ専門のライブハウスのことです。

フラメンコはアンダルシアで生まれました。靴をカタカタ鳴らすので、バルなどに板(タブラ)を敷きます。タブラを敷いた状態をタブラードと言うのですが、それが訛って、タブラオ、となったようです。(諸説あるかも)


メンバーは、歌い手、ロマ族特有の味のある声を持つマヌエル。

ソロも、歌伴奏も、踊り伴奏も出来ちゃうマルチなイケメンギタリストのマルコス。

超絶テクニックのラファエル。彼の足音は速く、強いだけはなく、グルーブ感が凄い!

魂が飛び出て来るような踊りです。

ロマ族の名門家のダンサー、マリオ・マジャに鍛えらた伝統的な踊りは、キレッキレッなので力強いのにエレガント。加えて容姿が美しく、心優しいキカ。

そして、私です。



私以外の4人は、二十歳前からプロフェッショナルの道を歩み、現在タブラオでは、トリとして登場するベテランです。

在住27年(マドリードとグラナダ)で、色々なアーティストの方々と共演することが出来ましたが、今の4人と出会えたことは、偶然ではなく、必然。

私がやりたいとイメージするフラメンコの道に、彼らはいました。

芸の方向性、温度感が共感出来ます。

職人気質で芸と正面から向き合う。

フラメンコの幹からは決してはずれはしないものの、個性は生かす芸をもつ彼らは、私を同じ仲間として真剣に手加減なく向き合ってくれます。

毎回練習でダメ出しをもらうので、次の回までに必死にそのダメ出しをクリアしたかと思ったらさらに上のまた違う箇所の駄目出し…

自分が、何十年も良しと思ってやってきたことにダメ出しされるのは、内心大変ショックなものなのですが、自分たちのショーを良くしようと思って心から妥協なく私に接してくれるので、とても感謝しています。

そんななか、ごくたま〜〜に(1年に何回かしかないと思いますが)メンバーの誰かに褒められたり、1曲通して踊った後に、褒められなくとも、何も駄目出しがない時、心の中で密かにガッツポーズ!

試験に合格したかのごとく嬉しいものなのです。

何年やっても学ぶことがたくさんあり、年齢とともに変わっていくフラメンコという芸の世界にいることがとっても幸せです。


続きはまた次回。



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