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8月15日、日本では終戦記念日 


平和
祈り 平和

1945年(昭和20年)8月15日:正午からラジオで放送された玉音放送により、14日に決まったポツダム宣言受諾及び日本の降伏が国民に公表された日。この日を一般的に終戦記念日として多くの人が認識していますが、降伏文書に調印・即時発効された9月2日が本当の終戦記念日だという見方や、1951年9月8日の大戦終結のための平和条約であるサンフランシスコ講和条約が締結された日がふさわしいとする見方、または1972年5月15日に、沖縄県の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還された時点が本当の終戦だとする見方もあります。


ただ、78年たった今でも沖縄では、洞窟などで発見された未だに身元が分からないご遺骨が子供のものを含め数多く存在しているということですから、まだ戦争が完全に終わっていないと感じている方もいらっしゃるのだと思います。


戦時中に受けた外傷、心の傷に今もなお苦しめられている方も数多くいらっしゃることでしょう。


科学や技術の進歩は、人々を豊かにするものである一方、命を奪ったり、住む場所を破壊したりする恐ろしい面もあります。日本には、原子爆弾が投下され、長崎や広島の資料館に行ったことがある方は、自然と目に涙が浮かんできたり、恐ろしくて直視できなかったり、した経験があるのではないでしょうか?


戦争の記憶がある年代の方々は、すでに80歳後半以上になられている方が多くなってきている近年、地球上では、未だ戦いを繰り返し、たくさんの恐ろしい兵器が作られ続けています。

人間が作り出したもので、人間と地球上に住むたくさんの生きとし生けるものが犠牲になる。その悲惨さが分かっているのにやめられない人間。


そして、2023年時点で紛争・戦争が起きている地域は以下の通りたくさんあります。


アフガニスタン紛争:1978年アフガニスタン約200万人アメリカタリバン勢力

ミャンマー内戦:1948年ミャンマー約20万人軍部少数民族組織民主化勢力NLD

イエメン危機(内戦):2011年イエメン約37万人ハーディー政権フーシ派アンサール・アル・シャリーア

ウクライナ紛争:2014年ウクライナ約2万人ロシアウクライナ

ティグレ紛争:2020年エチオピアエルトリア約10万人エチオピア政府ティグレ州組織同盟ソマリア内戦:1981年ソマリア約50万人ソマリランド共和国プントランド共和国南西ソマリアエチオピア軍

シリア内戦:2021年シリア約50万人政府軍反体制派

南スーダン:2012年南スーダン約40万人ディンカ族ヌエル族


出典:「詳説世界史図説」山川出版社 




平和への祈り  終戦記念日



祈り
平和への祈り

8月15日、日本では、平和について考える日、戦没者を追悼する行事などが行われます。

そして、日本では古くから真夏にご先祖様を供養するお盆の最中でもあります。


理想かもしれないけれど、周囲に対してやさしさをもって接すれば争いも起きないだろうし、心が平穏で温かければ相手を暴力や暴言で傷つけたりする行為には発展しないと信じたい。


いろんな感情の起伏、怒り、喜びは生きていれば誰もが感じることです。

それが大きな争いごとに発展しないように、沸々と貯めずに発散し、表現し、共有し、分かり合えたらどんなにいいでしょう。


世界が平和でなければ、ちょっと離れた場所に住んでる家族にも会えなくなってしまうことだってあります。

親しかった人と戦わなければならなくなることだってあるかもしれません。

自由に、好きなことをやりたいと思うことも許されなくなる日がくるかもしれません。

周りにある自然や町が破壊され、住む場所さえもなくなってしまうかもしれません。


世界も人もつながって生活しています。争いを始める人間が、争いを続ける人間が、戦うたとで結局は自らの首を絞めてしまう戦争の無意味さに気付く日が一日でも早く訪れますように。


平和でないと自由に感情表現も許されず、心のままに唄ったり、踊ったりする場も消えてしまいます。


シンプルな短い言葉で、平和への祈りの思いが伝わってくる谷川俊太郎氏の「せんそうをしない」という詩の朗読リンクを共有したいと思います。(本の上をクリック)

良かったら聞いてみてください。




平和への祈り 世界が優しい輪でつながることができますように

~ORATIO~











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